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こちらで目にするもののなかでも、私がとても面白いと思うのがバイクの過積載。 既に交通量が多く混みあうソロの中心部でも、未だに車の幅ほどのバイクがまかり通っている。 でも、こんな風に食料をぶら下げているバイクはあまり見たことがなく、 のどかな田舎の風景として焼きついた。 昔は日本でも移動販売が良く来ていたな、軽トラの果物屋さんとか。 ついつい話が食べ物に偏りがちだが、一応ミッションもこなしてきた。 訪問した中学校で、自分の国についての授業を行う、というもの。 私は浴衣を持参して女子生徒二人に着付けをしたが、 それで文化の紹介になったのかどうか・・・ 例えば”日本食って何?”と聞かれると、スシ、テンプラ(最近はシャブシャブ!) と名前が挙がるが、もっと家庭の味的なものになると、途端に言葉に詰まってしまう。 ミソ・スープ?肉じゃが?・・・・・ 結局スシ、出汁以外のものは、結構似たようなものがほかの国にもあったりする。 最近思うのは、日本語が一番ユニークな自国の文化かもしれない、ということ。 3種類の文字を使う国、他にあるだろうか? 中学校の後は、みんなで畑仕事。畑を耕したり、収穫した芋(?)で片栗粉を作る作業。 (Tepung Glanyongというのだが、Glanyongがジャワ語らしく素材がはっきりしない) この辺も男性陣女性陣の仕事がきっちり分かれており、料理系はおばちゃんたちが仕切る。 みんなで皮をむいた、シャリシャリしたサトイモのようなものをすりおろし、 水を加えてしっかり揉みだすと、下のポットに片栗粉部分が沈殿していく。 それを乾燥させたものが片栗粉となる、とのこと。 これはTretes Samiranというおやつになった。(間違えてたらごめんなさい!) このすりおろしポットとストレーナー、ピッタリはまるようセットになっているのだが、 銅を叩いて作られたもので、ストレーナーの底の部分だけ長方形の穴が細かく開けてあり、 既に使い込まれて美しく、こんな道具があるのかと驚いた。 しかもこのためだけに登場する道具のようで、日本の工芸品のようだった。 このおばちゃんのすりおろしっぷりがまたかっこよかった。 そして家のグリーンと服の色合いと、なんと鮮やかなこと! こういう色合わせ、日本ではあまり目にすることがないように思う。 頑張って働いた後は、みんなでオープン・エアー・ランチ! バナナの皮をうまく使い、お皿代わりにしてごはんやおかずを盛っていく。 こういうところが本当に大好き。地元の方は、さらに手で食べる。私たちも手で食べたよ! 日本は戦後の発展と、世界的な科学技術の発展と、比較的足並みを揃えて来た方だから、 新しいものを違和感なく受け入れてこれたのではないかと思うが、 電話線を引く前に携帯電話が登場したり、同じ島の中でもジャカルタのような場所があり、 テレビやネットでどんどん情報が入ってくる。 情報格差は縮まっているのに、経済格差はものすごい開きがある。 こういうギャップをどうやって納得させているのだろう、と不思議に思うことが多々あるが、 暮らしぶりをみていると非常に大らかと言うか、 うまく線引きをしているのかな、ということが窺われた。 井戸端会議も健在で、まさに井戸端で近所のおばちゃんたちが集まってワイワイやってて、 『菊と刀』で垣間見た日本の長屋を彷彿とさせた。 束の間の客人として本当に暖かくもてなしてもらって (Jayと私だけ、ホストファミリーからお土産までたくさんいただいた。良く食べてたからかなw) 実はインドネシアの方々のおもてなし力はすごいんじゃないか、と思った。 色々大変勉強になりました。お母さん、ありがとうーーーー!
by cyabon
| 2014-12-19 19:03
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