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先日東京にて、新井淳一さんの展覧会を見て来た。 ハイパーなテキスタイルとは裏腹に、色々な意味で非常に愛を感じる温かい展覧会だった。 とても感動し、こういう方々がどんどんご高齢になっていくのが残念でならない。 少しでも長くご活躍されることを祈る。 で、いきなり私事なのだが、年末帰省した際に心から悲しくなることがあった。 誰かに100%自分の事を理解してほしいなんて夢は見ていないが、 少なくとも自分の両親は6~70%くらい理解して応援してくれていると思い込んでいた。 が、それが全くの幻、むしろ6~70%くらい理解していないことが発覚し、 さらに理解するつもりもないことが判明した。 その会話の中で私が強く感じたのは、彼らの考えは非常に分断されている、ということだった。 私が生まれてから実家を出るまでの24年間を共にし、 その後もできるだけ私は自分の活動報告をしてきたつもりだ。 そろそろ通底する私の人生のテーマに気づいてくれても良さそうなものだが、 状況に応じて都合の良い(私にとっては悪い)理論で一方的に批判されるのには参った。 ショックではあるのだけど、全部の論点がずれていて一貫性がないので、 逆になんというか、へぇ、そう見えるんだ、と不思議な気持ちであった。 まぁ、私も彼らが理解してくれていると期待していたということは、 両親の事を全然解かっていなかった、ということだ。想い実らず。 そのことがあって、年明けから色々な友達やら知人やらと会って話したり、 こういった展覧会などにも行ったりして、 ”そもそもお前は間違っている”の、どこから?いつから?なにが?を探っていたのだが、 新井さんの展覧会を見て吹っ切れたというか、探る必要はないんだ、と思えるようになった。 人との付き合いにしても、作品の制作にしても、その先にあるのは愛でなければ 良い関係、良い作品を築くことは出来ない。 そして、表面的な言動や現象に理解を惑わされないように気をつけなければいけない。 本当に大切にしたいものを大切にして生きていく。 ものすごく個人的な、ともすれば利己的な感覚に思えるかもしれない。 でも、自分の声にしっかり耳を傾けていれば、 そして最初はそれがほんとうに小さな個人的なことだったとしても、 最後には普遍的なところにたどり着くような気がしている。 大切なものが大切であるためには、プロセスも大切だから。 考えれば考えるほど”大切なもの”と”そうじゃないもの”の境界がぼやけていって、 結局大切じゃないものなんてこの世にはない、と気づかされる。 ・・・そんな大げさなこと書いて大丈夫かしらん?と不安になりつつ、 そこまで広げながら、今年は何とか飛躍していきたいという決意表明でした。 もう一歩、上を目指して。
by cyabon
| 2013-01-17 23:43
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